「結婚していただけますか?」それは究極の質問です。結婚のプロポーズは完璧に行い、「イエス!」と言ってもらいたいと願うものですが、結婚の申し込みに至るまでには多くのことが必要です。
でも恐れることはありません。プロポーズをいくつかのシンプルなステップで行うための一般的なヒントを参考にしてください。
このブログでは、7つの基本的なヒントを取り上げます:
プロポーズをする時と場所を選ぶ
婚約指輪について検討を始める
ダイヤモンドの婚約指輪の予算を決め、守る
婚約指輪のスタイルとダイヤモンドの品質について調べる
相手の(あなたのではなく)趣味に合う指輪を選ぶ
店舗をまわり、ジュエラーと親しくなる
何をどう言うか?結婚のプロポーズはロマンティックに
1. プロポーズをする時と場所を選ぶ
結婚の申し込みをしようと決めましたか。ウェディングに関する多くのウェブサイトが、まず結婚の申し込みをする場所と時を選ぶよう勧めています。家の近くで、またはどこかエキゾチックな場所で、あなたとあなたの大切な方にとって意味深いところはありますか?お二人にとって重要な日はありますか?それとも、プロポーズを特別な旅行や祝日、家族の集まりのときにしたいとお考えですか?場所と時を選ぶことにより、心待ちにするもの、そして計画の先にあるゴールが形になってきます。準備と婚約指輪の下調べや購入には時間をかけてください。どれだけ時間をかけるかはあなた次第です。ただし、婚約指輪の下調べと購入には数週間はかかることを心に留めておいてください。ご自分でデザインされる場合はさらに時間がかかります。
2. 婚約指輪について検討を始める
伝統的なものであれ、奇抜なものであれ、すべてのプロポーズに共通していることが1つあります。婚約指輪です。ダイヤモンドやカラー宝石、または宝石を組み合わせてあしらったり、宝石を全く用いない場合もあります。ですが、忠誠を表す永遠のシンボルを求めるならば、指輪は必須です。
結婚の意思を表す象徴としての婚約指輪は、二千年以上前に遡り、あるいは恐らくそれよりもかなり古いものでしょう。ダイヤモンドが婚約指輪に使用され、記録に残された最初のケースの一つが1477年、オーストリアのマクシミリアン大公がマリー・ド・ブルゴーニュに結婚を申し込んだ時のものです。1860年代から南アフリカで大量のダイヤモンドが発見されるようになりましたが、これが現代のダイヤモンドの婚約指輪への道を開きました。ダイヤモンドの所有者は、貴族や富裕層から新興の中流階級へと拡大したのです。現在では結婚式の80%以上でダイヤモンドの指輪が使用されています。
ダイヤモンドの婚約指輪は、今では世界共通の恒久的な愛と結婚の象徴となっています。ダイヤモンドが最も硬い宝石で、10億年かそれ以上前に地中深く形成されたことを考えると、最適な選択でしょう。適切なカットを施すと、比類のない輝き、ファイアー、シンチレーションを見せます。
プロポーズはすぐにでもできるけれども、婚約指輪を買う余裕はまだ、という時、あるいは大切な人と一緒に選びたい場合、プロポーズリングが素晴らしい解決策となってくれます。プロポーズリングはダイヤモンドの婚約指輪の代役を一時的に務める指輪です。センターストーンにキュービックジルコニアのような模造ダイヤモンドが使用されていることもあります。または家族から借りたものの場合もあります。あるいは自作品ということもあるでしょう。心のこもったものであれば何でも良いのです。
3. ダイヤモンドの婚約指輪の予算を決め、守る
結婚の申し込みに関するすべてのヒントのうち、これはお財布に関わることです。ダイヤモンドの婚約指輪には給料の1~3か月分を費やすべき、という通念は1930年代に始まったマーケティング戦略に遡りますが、出費に関するルールなどありません。負担可能な金額を決め、それを守りましょう。指輪を探す際、どのような予算でもそれに対応した美しいダイヤモンドの婚約指輪が見つかります。ですから、不必要な金銭的負担はかけなくても大丈夫です。愛する方が大切にしたいと思うダイヤモンドの婚約指輪がきっと見つかることでしょう。
4. 婚約指輪のスタイルとダイヤモンドの品質について調べる
ダイヤモンドの婚約指輪を選ぶのは大変なことのように見えます。少なからぬ投資ですので、気に入ってもらえる品を選びたいものです。
イメージをつかむため、婚約指輪をインターネットで検索するところから始めましょう。様々な指輪のスタイル、ダイヤモンドの形状、サイズ、価格について感じ取ることができるでしょう。
検索をしていると4Cと呼ばれるものを目にすることと思います。カラー、クラリティ、カットそしてカラット重量のことで、これらはダイヤモンドの価格に大きく影響する4つの要因です。ですから、この4Cと、それぞれの品質要因がどのように評価されるかについては知っておく価値があります。
インターネットで検索すると、GIAでグレーディングでされたダイヤモンドが多数出てくることでしょう。これらは、非営利の研究教育機関であるGIAが独立性をもって評価を行ったダイヤモンドです。GIAは4Cを考案し、ダイヤモンドのグレーディングに関する世界共通の基準を設けました。GIAダイヤモンドグレーディングレポートについて知るための時間をかけてください。購入するダイヤモンドにはGIAのダイヤモンドグレーディングレポートが必ず添えられるようにしたいものです。GIAのレポートはダイヤモンドの品質について公平な評価を行っていますから、購入するダイヤモンドに関する正確な情報が得られます。
ダイヤモンドの購入では、バランスをとる必要があります。予算が無限にあるのでない限り、トレードオフが必要となります。購入しうるなかで最も大粒のダイヤモンドがお望みなのか、または最大限のきらめきがあるものが良いのか、それとも最高のカラーグレードのものを希望するのか? 4Cを優先させるものとして、つぎにその4つのCのうちあなたと婚約者の方にとってどのCが一番重要かを決めなければなりません。
5. 相手の(あなたのではなく)趣味に合う指輪を選ぶ
婚約指輪は毎日、一生涯身に着けることになるため、婚約者の人柄をよく表すものにする必要があります。ダイヤモンドの婚約指輪のスタイルで、ないものはありません。実際、選択肢の幅には圧倒されるほどです。最も確実な方法は、婚約者とそのスタイルに焦点を絞ることです。伝統を好む人ですか?ミニマリスト?現代的な方、あるいは最先端を行く人でしょうか?また、普段身に着けているジュエリーの金属の色にも注意してください。イエローゴールド、ホワイトゴールド、ローズゴールドまたはプラチナ、どれが最も多いでしょうか?そういったことも最適なダイヤモンドの婚約指輪を探す際に的を絞る助けとなります。
何を購入するか未だよくわからない場合、婚約者の友人や家族の意見を聞いてみましょう。彼女のスタイルに最も合うダイヤモンドの婚約指輪について、良いアドバイスが得られるかも知れません。繰り返しになりますが、指輪の選択に婚約者の意見を取り入れたい(一方で、やはりプロポーズで驚かせたい)ならば、プロポーズリングを検討してみてください。
6. 店舗をまわり、ジュエラーと親しくなる
外観が全く同じ2つのダイヤモンドが見つかることは稀です。むしろ、同一の環境下で観察しても、カラー、クラリティ、カット、カラット重量の微妙な差から、見え方には違いがみられるものです。ですから、婚約指輪をインターネット検索だけで見つけるわけにはいきません。最適なダイヤモンドを見つけるためには、いずれかの時点で直に見る必要があります。
気軽に宝石店を訪ね、質問をしてみてください。知識が豊富で、根気のある宝石商または販売員を見つけましょう。そういったスタッフならば選択肢を見せてくれ、4Cについて、そして品質要因およびサイズがどのように目の前のダイヤモンドの価格に影響するかを説明してくれます。また、考えや予算に見合う婚約指輪のスタイルを絞るのも助けてくれます。豊富な知識を持つ宝石商はプロとしての訓練を受けています。店舗にGIAのディプロマを展示している可能性が高いでしょう。
ヒント:GIA小売業者検索を用いて、ご自分の地域でGIAでグレーディングが行われたダイヤモンドを置いているか、またはGIAで訓練を受けたプロフェッショナルがスタッフにいる宝石商を見つけることができます。
7. 何をどう言うか?結婚のプロポーズはロマンティックに
プロポーズがロマンティックなのは当然と思われるかもしれませんが、プロポーズの準備と婚約指輪の購入に追われているときにはロマンスの側面が見失われがちになります。結婚の申し込みは、一生に一度の、あなたと相手の方にとって生涯忘れられないイベントです。
アイディアを得るため、プロポーズ体験談といったウェブサイトを訪ねてみることから始めましょう。フィアンセになりたいと願い、プロポーズを家族や友人も含めて、あるいは野球スタジアム一杯のファンを集めて大きなイベントにしようとする人もいます。特別なレストラン、家、近くの川辺(あるいはパリのセーヌ川など)での散策など、プライベートなひととき、どちらかと言うとひっそりと親密なイベントを好む人もいます。いずれにせよ、望む答えを引きだすにはどのような言葉で伝えるかが重要です。
言うべき言葉を考えるところで行き詰まったら、愛の詩集を紐解いたり、永遠の、ロマンティックな心情を求めてインターネットを検索することもできます。ですが、最後にはご自分の心の中にある思いを伝えたいと思うはずです。二人の関係と、相手が自分にとってどのような意味を持つかを考えてみてください。二人が共に歩む将来を思い描いてみましょう。考えをまとめ、必要なら書き出してみます。何を言うにせよ、求婚の問いはお忘れなく。「結婚していただけますか?」という問いかけなしに結婚の申し込みになることはありえません。
プロポーズの問いかけの際には、片膝をついたほうが良いでしょうか?これは比較的新しい習慣ですので、するかしないかは全くの自由です。レディーの手を請う中世の騎士を連想させる、ロマンティックな習慣ではありますね。あなたの恋人がその仕草をとても喜んでくれる可能性は十分にあるでしょう。
お伝えしたヒントで、プロポーズの日が心に残る、ストレスとは無縁の一日となることを願っています。そしてその日が終わり、お相手の方が「イエス」と言ってくれたら、同じ道の入り口に立ったお友達や同僚の方に学んだことを伝えてあげてください。
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