ダイヤモンドが有名になる理由は何でしょうか?それはダイヤモンドそのものであったり、あるいはその背後にあるストーリーや、それを所有していた人々かもしれません。今日よりGIAでは、世界で最も素晴らしいダイヤモンドの裏にある物語の数々と秘密を明らかにする、有名なダイヤモンド シリーズの第1部を開幕します。シリーズの最初は、33.19カラットのThe Elizabeth Taylor Diamond(エリザベス テイラー ダイヤモンド)です。
Asscher cut(アッシャー カット)と呼ばれるこの隅切りのレクタンギュラー ステップ カットの石は、もともとKrupp(クルップ)ダイヤモンドとして知られていました。この有名な宝石は、GIAがDカラー、VS1のクラリティ(インターナリー フローレスの可能性があった)とグレードしたもので、20世紀初期にカットされました。このダイヤモンドは、両脇に2つのテーパード バゲット カットのダイヤモンドがついた、古典的なアール デコ プラチナ リングにセットされています。
このリングは1968年にリチャード バートンからエリザベス テイラーにサプライズ ギフトとして贈られ、すぐに彼女のジュエリー コレクションの中で最も象徴的な一品となりました。2011年のクリスティーズ ニューヨーク オークションでは、エリザベス テイラーのジュエリーの中で最も期待されたアイテムの1つとなりました。ダイヤモンドは驚きの価格、880万ドル(約7億円)で落札されました – 落札予想価格の250万ドル〜350万ドルを大きく上回る価格です。
この記事は2014年1月23日に掲載されました。最終更新日:2019年7月10日
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