いつであれプロポーズをするつもりならば、ピンク ダイヤモンドの婚約指輪を大切な相手に贈ることで、美しさ、希少性、愛の神秘について多くを語ることができます。ここに挙げた4つの理由は、素晴らしいピンク ダイヤモンドの婚約指輪を選ぶのに非常に役立つガイドになります。
#1 – ピンク ダイヤモンドは愛の色を表す
ピンクという色は長いこと、甘い心情と関連付けられてきました。イギリスのエリザベス朝時代(1558年~1603年)には、ピンクは幸福と喜びをもたらすものと考えられていました。今ではピンクは愛、優しさ、純潔と結び付けられています。ですから愛を表現したい場合、ピンク ダイヤモンドの婚約指輪がロマンスをささやいてくれます。
真実の愛と同様、ピンク色のダイヤモンドは希少です。ピンク ダイヤモンドには、支配色であるピンク色を修飾する色として、オレンジ、紫や茶色のような別の色を伴うことがよくあります。パープリッシュ ピンク、オレンジィ ピンク、ブラウニッシュ ピンクなどは、こうしたピンク ダイヤモンドにおいて修飾された/修飾している色を表すときにGIAが使用するカラー用語の例です。これらの美しい色は、他の色が混ざらないピンク ダイヤモンドと同じくらい素晴らしいものですが、修飾色を伴わないピンク ダイヤモンドというのはあまり一般的ではありません。
#2 – ピンク ダイヤモンドは非常に希少性が高い
世界広しと言えども、ピンク ダイヤモンドは地球上でほんの数か所からしか見つかっていません。歴史的に見ると、17世紀には南インドが重要な産地でした。ピンク ダイヤモンドの原石は、ブラジルの川でも時々見つかりました。またロシアおよびアフリカの鉱山でも断続的に産出されたことがありますが、時折宝石品質のピンクの石が数カラット採れただけです。
過去数十年では、オーストラリアのアーガイル鉱山がピンク ダイヤモンドの主要原産地となっていますが、そこでも見つかるのは稀です。アーガイル鉱山を所有する、Rio Tinto Ltd.(リオ ティント社)によると、「これまでアーガイル鉱山で産出されたダイヤモンド原石は、合計8億カラット以上になる」とのことです。ですが、「ピンク ダイヤモンドの原石の総カラット数はダイヤモンドの総産出量の1%にも満たない」そうです。
大粒のピンク ダイヤモンドの発見は、宝石の専門家や愛好家の注目を集め、想像をかき立てる重要な出来事です。2015年11月、ジュエリー取引関連の各誌で、タンザニア、ウィリアムソン鉱山におけるピンク ダイヤモンドの原石(23.16ct)の発見が大々的に報じられました。同鉱山を所有するPetra Diamonds Limited(ペトラ ダイヤモンズ社)は後に、このダイヤモンドの原石をカラットあたり43万3,938米ドル(約5千万円)、総額約1,010万米ドル(約12億円)で売却しました。
#3 – ピンク ダイヤモンドの神秘性
愛はどこか謎めいています。ピンク ダイヤモンドの色の原因も然り、です。ブルー ダイヤモンドでは、ホウ素という元素の存在がその色の原因となっています。そしてイエロー ダイヤモンドの色は、窒素が原因です。ですが、ピンク ダイヤモンドの場合、微量元素がその色の原因であるという証拠はありません。
科学者は、ピンク ダイヤモンドの色はカラー センターが原因であると理論づけています。カラー センターは、スペクトルの可視領域で光を選択的に吸収することができます。これらは、格子欠陥、すなわち結晶中の原子の配列の欠陥のために起こります。こうした欠陥のため、ダイヤモンド結晶中でピンクのグレイニングが生じることがあります。色の強度は、含まれるピンクのグレイニングの量によります。
#4 – ピンク ダイヤモンドは息を呑むほど美しい
ダイヤモンドは、十億年前に母なる自然によって地中深部に形成され、火山の噴火により地表に現れました。こうした希少なダイヤモンドの鉱床を探査地質学者が探し、鉱山労働者が地中から原石の結晶を掘り出します。カッターが石の美しさを巧みに引き出すと、素晴らしいジュエリー作品となって持ち主に大切にされ、ダイヤモンドの旅が終わります。
ピンク ダイヤモンドの婚約指輪を見るのは、身に着けられる芸術作品を鑑賞することでもあります。それを贈ることは、忘れられない思い出を作ることになります。大切な人が息を呑むような経験を、とお考えなら、ピンク ダイヤモンドの婚約指輪でのプロポーズを超えるものはありません。
ピンク ダイヤモンドの婚約指輪を選ぶ4つの理由のガイドで、想像をかき立てるお役に立てたならば幸いです。光がダイヤモンドの外観に与える影響とはどのようなものでしょうか?印象派の偉大な画家クロード・モネは光が周囲の環境に与える影響を観察しましたが、GIAはダイヤモンドの外観への影響を研究しました。
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