クルーズ船上での休暇では、ダイヤモンドやカラーストーンのジュエリーが数多く販売されています。
旅の思い出の品を購入する際の失敗を防ぐためには、事前に多少の下調べをして、クルーズ船上でジュエリーを購入する際のリスクを知っておいて損をすることはありません。
この記事でカバーする内容は:
クルーズ船、および寄港地でのショッピング:心の準備
まずは予算を決め、それを断固変えないこと!
クルーズ船、ならびに宝石店の返品規定を理解する
購入を決定する前に、購入時のレシートの裏面を読む
クレジットで購入する際には、規約を理解する
購入にかかる全費用を税額込みで把握する
クルーズ船の出港前に:ダイヤモンドについて調べる
クルーズ船の出航前に:カラーストーンについて調べる
GIAでグレーディングされたダイヤモンドやGIAラボの発行したレポートを求める
クルーズ船での休暇が終わった後にすべきこと
クルーズ船での旅行は多くの人にとって、エキゾチックな場所を訪れたり、特別な行事を祝ったり、安全で守られた環境で、リゾートのような快適さを味わえるバケーションを過ごす、一生に一度の機会となるものです。船上や寄港地で、旅の思い出の品を購入したいと思う人は多いものです。中でもジュエリーは人気の高い選択肢です。しかし、一生に一度の旅の思い出に、何百、何千ドルもの金額を費やすのなら、出発前に多少の下調べをして、購入時に陥りやすい失敗を知っておき、旅行後にご自分と購入された品物を守ることが大切です。
クルーズ船、および寄港地でのショッピング:心の準備
クルーズ船上、あるいは寄港地で、商品を購入する際に関わってくるほぼ全ての人が、歩合制で働いています。これには、何らかの形で船と関係のある店舗の販売員(おそらくは店舗グループの従業員)、店舗のマネージャー、営業担当者が含まれます。クルーズ船すらも手数料を得ています。
宝石店は、港付近にある多数の店舗との競争にしのぎを削っています。
そのため、売らなければならないというプレッシャーは相当強いのです。旅の思い出の品としてシンプルなイヤリングを探している様子が見えた途端に、それ以上の品を売ろうと、より高価なものを勧めてくるでしょう。
まずは予算を決め、それを断固変えないこと!
自分の身を守るためには、必ず事前にいくらまでなら無理をせずに、バケーションの思い出の品に費やせるのかを決めておきましょう。予算を設定してその金額を心に留めておき、快適であるべき買い物が不快に感じることがあれば、その場を離れましょう。クルーズ船の楽しい雰囲気での買い物は、予算を超えてしまいがちです。覚えておくべきこと:お金はあなたのもの、その取扱いを管理するのもあなたです。あなたの条件で、完璧でありながらお安い宝石を購入しましょう。
クルーズ船、ならびに宝石店の返品規定を理解する
小さめの寄港地の多くでは、ほとんどの宝石店が、観光シーズンに限定して営業しています。そのため、シーズンが終了して店舗が閉店した後の返品・交換のオプションを調べておく必要があります。多くの場合、返品はほぼ不可能です。
どんなジュエリーを購入する際でも、明らかに外すことのできない項目から始めます:購入する場合には必ず、理由に関係なく購入後60日間は返品可能であることが文書で書かれたものを求めましょう。30日間以内の返品なら可能な店舗があるかもしれません。しかし、返品に必要な情報を揃えるために、優に30日以上はかかることが多いため、期間に関して妥協しないことが大切です。
購入を決定する前に、購入時のレシートの裏面を読む
購入する際には、売買契約の内容、つまり販売者とあなたの義務と権利について必ず読んで理解しておきましょう。それらは恐らく売上伝票の裏面に小さな文字で印刷されていることが多いものです。
同意できない条件があれば、購入を中止しましょう。
簡易版が店頭に掲示されていることもよくあります(写真を撮っておきましょう)。以下は注意が必要な「利用規約」の例です。
- ダイヤモンドの返品は、独立したラボによる検査において、販売店舗の記載したカラーグレードとの差異が少なくとも2段階以上である場合にのみ可能です。 これはつまり、誰かにダイヤモンドを枠から外してもらい、グレーディングのために石をラボに提出する必要があることを意味します。
時間もかかる上に、費用も発生します。 - 返品はXYZラボが発行した新しいグレーディングレポートを利用した場合にのみ受け付けます。 ラボの中には、他よりも厳しいグレーディング基準をもっているところもあります。あなたのダイヤモンドが販売店の選んだラボでグレーディングされたものである場合、販売店は異なる(より厳しい)グレーディング基準を使うラボにあなたが宝石を提出するのを好ましく思わないかもしれません。
- 査定は、当社の店舗が承認した鑑定士によって行われなければなりません。宝石の査定は、販売店が個人的に選んだ数人だけではなく、認定されている個人の鑑定士なら誰に依頼してもよいはずです。
- 「購入された方の心変わり」は、返品の理由として認められません。このような契約は、返品可能となる理由を制限していることがよくあります。注意深く読み、このような条件を受け入れないようにしましょう。
- より低い価値で査定されたからという理由で、ジュエリーを返品することはできません。契約の中には、価値の差異を返品の理由として認めないことを明文化しているものがあります。
商品を返品する権利をむやみに制限するような契約は、結ばない方がよいでしょう。過剰な手間やコストがかかるような条件があれば注意が必要です。感情的にならず、冷静に考えましょう。「一生に一度のお買い物」というプレッシャーに惑わされてはいけません。
クレジットで購入する際には、規約を理解する
販売店の独自のクレジットプランを勧められたら、規約を注意深く調べましょう。そのプランにはあなたが保有するクレジットカードにはない返済制限があるかもしれません。 また、店舗から出る前に、お持ちのクレジットカード会社と確認しておきましょう。クレジットカードの中には、詐欺(不当表示)取引や窃盗、商品の紛失に対する保護がついているものがあります。商品が国外で購入された場合に、請求に対する異議申し立てにかかる時間とその方法を調べておきましょう。
自宅から何千マイルも離れた店舗で品物を購入した場合、その後数週間に同じ場所へ戻る確率はどのくらいあるでしょう?必要に応じて、請求内容への異議申し立てができるとわかっているクレジットカードしか使うべきでないのはそのためです。
購入にかかる全費用を税額込みで把握する
トレードオフに注意してください。例えば、免税港で購入したリングには税金を払わないですむかもしれません。しかし地元の宝石店で売られている同等な商品と比べると、リング本体の価格がかなり高価に設定されていて、得するはずの分が相殺されてしまうかもしれません。販売員が強引に高すぎる金額で販売しようとした場合には、言い負かされないようにしましょう。予算を守り、強引な販売にのせられないように注意します。いつでも「ありがとう」と言ってその店舗から立ち去り、家に帰ってから購入してもよいのです。
購入した物品は帰国の際に税関に申告する必要があります。購入した物品の中には、関税がかかる場合もあり、ジュエリーの価格にかなりの追加金額が必要となるかもしれません。 必ず購入前にあなたが負うことになる義務について調べておきましょう。
クルーズ船の出港前に:ダイヤモンドについて調べる
夢に描いたクルーズ船でのバケーションを予約する前には、一番お得なパッケージツアーを見つけるために、時間をかけて選択肢を探されたのではないでしょうか。ダイヤモンドジュエリーやカラーストーンをクルーズ船や寄港地で購入する際にも、同じ論理があてはまります。宝石の品質についての基本情報を理解し、価格帯を頭に入れておくことで、見たところ実際に買って損のない品物であるか、あるいは話がうま過ぎるオファーなのかを認識できる感覚を養うことができるでしょう。
旅行に出発する前に、よく知られている4C:カラー、クラリティ、カット、カラット重量について時間をかけて調べておきましょう。それらはダイヤモンドの品質と価値を決定づける要因です。優れた4Cを兼ね備えた高品質のダイヤモンドはごくわずかです。稀少なダイヤモンドほど、その価値は高くなります。
船上や寄港地でダイヤモンドを購入する際には、購入を決定する前にいくつかの宝石をご覧になるでしょう。ダイヤモンドとその価格を考慮する際には、同一条件での比較をすることが不可欠です。ダイヤモンドに関しては、重量と形が全く同じものであるべきです。同一の鑑定ラボによって同等の(あるいは似通った)カラー、クラリティ、そしてカットグレードと査定されたものであるべきです。そうすれば、品質に関する客観的な指標ができるため、その中で最もお得な商品を選び出せるようになります。
店内のスポットライトの下では、ほとんどのダイヤモンドが光り輝きます。しかしダイヤモンドの真の美しさを確かめるには、様々な照明条件の下で観察する必要があります。拡散照明、つまり白い天井へ光を跳ね返す蛍光灯の下でダイヤモンドを見てください。そして今度はスポットライトと拡散照明がバランスよく組み合わさった照明の下で見てください。最後に、ダイヤモンドを直射日光の下、あるいは太陽光がダイヤモンドに届くまでに木々に遮られて分散される木陰の下などの自然光の下で見てください。
また、ダイヤモンドの処理や、人工ダイヤモンド(合成あるいはラボで製造されたダイヤモンドとも呼ばれます)やダイヤモンドの類似石についても理解しておきましょう。ダイヤモンドの処理(トリートメント)とは、ダイヤモンドのカラーやクラリティを向上させるためのプロセスです。人工ダイヤモンドは、人の手によって作られたダイヤモンドで、ラボや工場で作られています。ダイヤモンド類似石は、ダイヤモンドのような外観ですが、化学的特性、物理的特性、そして光学特性は同じものではありません。キュービックジルコニア(CZ)やモアッサナイトがその例です。処理ダイヤモンド、人工ダイヤモンド、模造ダイヤモンドは、天然で未処理のダイヤモンドと比較するとかなりお安いのが普通です。購入しようとしている品物が何であるかを必ず確認してください。
アメリカの販売員はダイヤモンドに施されている全ての処理や、ラボで製造されたダイヤモンドであることの情報を開示し、全てのダイヤモンド類似石を正確に識別することが、法律で義務付けられています。情報開示に関する法律は国によって異なるため、購入を決める前に、クルーズ船上や訪問する国々での宝石販売に関係する法律について知っておいた方がよいでしょう。どちらにしても、販売員にダイヤモンドが天然であること(ラボで製造されたものや類似石でないこと)、そして処理されていないことを文書で確認するよう強く要求することです。ダイヤモンドには、GIAのような国際的に信頼されているラボからの、客観的で独立性のある鑑定レポートをつけてもらうように要求するのが一番の安全策です。
クルーズ船の出航前に:カラーストーンについて調べる
ショッピングは観光で出かけるクルーズのハイライトの一つですから、船内を散歩している時や町を散策している時には、ディスプレイのガラスの向こうからあなたを誘う、魅力的なカラーストーンを見かけることになるでしょう。しかし、特別な一品を選ぶにはどうすればよいのでしょう?カラーストーンを選ぶ際に最も重要な要素はカラーです。最高級とされる色は魅力的ですが、稀少でもあります。そのため、色の違いは宝石の価格に大きな影響を及ぼすのが普通です。
クラリティ、カラット重量、そしてカットもカラーストーンの価格に影響します。例えば、エメラルドには通常、肉眼で見えるインクルージョンが含まれています。見た目が透明なエメラルドは、その稀少性ゆえに特に価値があります。同様に、重量にして1ctを超える良質のルビーも非常に稀少であるため、カラット当たりの価格は宝石が大きくなれば際立って高くなっていきます。美しくカットされたカラーストーンは、下手なカットのものと比べてより美しく価値が高いものです。
また、カラーストーンはより美しい外観のために慣例的に処理が施されます。例えば、ほとんどのエメラルドには、見た目のクラリティを高めるために、フラクチャー充填処理(油や樹脂を表面にまで到達した亀裂に流し込むこと)が施されており、中には見た目の色を改善するために緑色の染料が使われることもあります。ルビーにもフラクチャー充填処理がされていることがあります。品質の悪い素材には充填剤が多量に使われているため、そうしたルビーはちょっとした衝撃で割れてしまそうしたうことがあります。多くの宝石には、最も魅力的なカラーを引き出すために、熱処理および/または照射処理がされています。慣例的に処理が施される宝石には、ジェダイト、真珠、タンザナイト、トルコ石、トパーズ、サファイアなどがあります。しかしながらダイヤモンドと同様、処理が施されたカラーストーンは、同じ石でも処理されていないものと比べると価値が下がります。そうは言っても、それらはお土産や思い出の品としての候補には適しています。とにかく購入しようとしている品物が何であるかを必ず確認してください。
ラボで製造された、あるいは合成とも呼ばれる人工のカラーストーンは100年以上も前から市場に出回っています。今日では、ラボで製造されているカラーストーンは多くありますが、中でもルビーやサファイア、エメラルド、オパール、そしてアメシストが一般的です。人工的に作られた宝石の多くは、訓練されたプロのみが最終的に識別できるもので、中には高度な宝石学研究所の技術や設備が必要となるものもあります。人工カラーストーンを購入するのは決して悪いことではありませんが、よく理解した上で購入できるよう、ラボで製造されたという事実は伝えられなければなりません。人工的に作られた宝石は、似通った色やクラリティの天然の宝石と比べると、かなり価格が下がるため、合成の宝石に、天然のカラーストーンのような金額を支払うべきではありません。
前にも触れましたが、アメリカの販売員には、宝石に処理が施されているか、人工的に製造されたものかといった情報を開示することが法律で義務付けられていますが、クルーズ船上や、訪問先の国ではそのような法律はないかもしれません。ダイヤモンドと同様に、購入しようとしているジュエリーに使われている宝石が、販売員が説明したものであることを文書で確認できるものを、販売員に強く要求しましょう。天然のものであり、処理されたものやラボで製造されたものではない場合、文書にはその旨の明確な記述がされているべきです。処理済みのものであれば、使われた方法を知っておきましょう。
カラーストーンの購入を検討されているなら、一番興味のある宝石について調べておくとよいでしょう。それぞれの宝石の価値を生み出す品質や、外観を向上させるために施される可能性のある処理、そして対応する合成石があるかどうかについて知っておきましょう。GIA宝石百科事典には、世界で最も人気の高い上位26個の宝石のための購入ガイドが含まれており、原産地や歴史、そして伝説についての豊富な情報が記載されています。その他にも、地元の宝石店やインターネットで、大体の価格について確認しておきましょう。少し調べておくだけで、より賢く、安全にお買い物を楽しめるようになります。
GIAでグレーディングされたダイヤモンドやGIAラボの発行したレポートを求める
ダイヤモンドやカラーストーンの購入は、婚約指輪の場合や、別のジュエリーの場合であっても、気持ちのこもった象徴的なものです。また高価な買い物となることもあります。購入前に知識をつけて騙されないようにする以外にも、後に後悔しないですむように自分を守る方法はあります。
まず初めに、ダイヤモンドや他の宝石の魅力について、具体性に欠け、主観的で、「スーパーホワイト」や「アイ・クリーン(見た目に透明)」などの飾り言葉を用いて売りつけようとする人には注意してください。
2番目に、「サーティファイド(認定された)」ダイヤモンド、「サーティファイド」宝石という言葉にも注意し、ラボから発行されたレポートの現物を見せてもらえるか尋ねましょう。品質や価値に対して独立性のある査定が行われていない、独自の認定書を発行する宝石店が多いのです。販売店が掲げる品質の科学的な裏付けを確認するために、宝石を購入する際には、GIAのように世界的に権威のある鑑定ラボからの客観的で独立性のあるレポートをつけてもらうように要求してください。
3番目に、ダイヤモンドに関しては、購入前に必ずGIAのダイヤモンドグレーディングレポートを求めましょう。GIAは4Cを開発しただけでなく、客観的にダイヤモンドの品質を決定するために用いるグレーディングの条件やプロセスも定義づけました。GIAのレポートを手にすることで、あなたが購入しようとしているダイヤモンドは合成でも類似石でもなく、天然のものであることを確信することができます。ダイヤモンドの4Cについての評価と共に、ポリッシュ、シンメトリー、蛍光の評価が記載されています。また宝石のカラーやクラリティを改変するために施されている可能性のある処理についての情報を開示し、ダイヤモンドのプロット図も含まれています。
また、GIAはカラーストーンやパールに関する公正なレポートも提供しています。GIAのレポートでは宝石の素材を鑑別し、天然か合成かを明記し、検出可能な処理の情報を開示します。レポートには、宝石の写真の他に、カット、形状、重量、寸法、カラーに関する詳細が記載されています。宝石の原産地に関する意見が記載されている場合もあります。
役立つ情報:GIA Retailer Look Upを利用すれば、GIAでグレーディングされたダイヤモンドや宝石、それらの販売店、またはGIAで訓練されたプロのスタッフがいる販売店を検索することができます。
クルーズ船での休暇が終わった後にすべきこと
旅行からお戻りになった後には、クルーズ船や寄港地で購入されたダイヤモンドやその他のジュエリーを査定してもらい、保険をかけた方がよいでしょう。査定をすることで、それらの価値を確認できますし、保険をかけておけば、紛失や盗難の際に返金してもらうことができます。
新しい宝石を今後長く楽しむために、宝石のために必要なお手入れをすることも大切です。宝石を保管する時は、タンザナイトやパールのような硬度のあまり高くない宝石をダイヤモンドの隣に置かないようにしましょう。ダイヤモンドでさえ、ダイヤモンド同士が擦れることで傷が生じることがあります。ジュエリー間には隙間を作り、爪や留め金に損傷がないか定期的に確認しましょう。
お持ちのジュエリーの外観を美しく保つためには、定期的なクリーニングも必要です。しかしこれには注意が必要です。超音波クリーナーはオパール、トルコ石、タンザナイトや真珠といった宝石を傷めることがあります。処理が施された宝石も特別なケアが必要な場合があります。例えば、フラクチャー充填が施されたエメラルドを、蒸気や超音波クリーナーで洗浄しない方がよいのは、これらの方法では、石の見た目のクラリティを改善するために使用された充填剤を、取り除いてしまうことがあるからです。お持ちのジュエリーにとって安全な方法を知っておけば、頭痛の種の多くを取り除くことができるでしょう。ほとんどの場合、柔らかいブラシと温かい石鹸水があれば事足ります。
おめでとうございます!お気に入りのリング、ブレスレット、あるいはネックレスを記念品として購入されましたね。予算に忠実に、提示された契約内容を注意深く読み、購入前に価値に関して調べられました。ご自分の判断が間違っていなかったことも査定で確認しました。保険をかけて、新しく購入された品を保管する安全な場所も準備し、これからどのようにお手入れすればよいかも調べられました。ここからは、お気に入りの椅子でくつろぎ、クルーズ船の写真と、光り輝く思い出の品を自慢する時間です。
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